２日目下関つくの温泉からＪＲ阿川駅までホテルの送迎車で送っていただき、山陰本線の普通列車に揺られて
約２時間で、ＪＲ東萩駅に到着した。
この路線も、特急列車が無い区間なので･･･かなり時間のロスであったが、日本海の長閑な風景を眺めながら
ゆ～っくりと乗車するのも悪くはない･･･。
東萩駅のコインロッカーに大きな荷物を預けたあと、萩の城下町で一番の人気スポットに行くために、まずは
路線バスに乗車して約15分くらいで、萩美術館前バス停で降車した。
萩の城下町は現在でも「古地図で歩ける町」で、江戸時代に形成された町割や街路、武家屋敷などが今も
変わらず存在している。
旧萩城（現在の萩城跡・指月公園）の外堀から、外側に広がる城下町は、町筋は碁盤目状に区画され、
中・下級の武家屋敷が軒を連ねていた。
現在でも町筋はそのままに残り、往時の面影を残している。
御成道に面して藩の豪商である江戸屋・伊勢屋・菊屋の商家が並んでいたため、横丁にはそれぞれの名が
残っている。
「江戸屋横町」には、木戸孝允（桂小五郎）の旧宅や、蘭方医・青木周弼の旧宅、高杉晋作・伊藤博文
ゆかりの円政寺などが並び、黒板塀の風情ある横丁となっている。
萩といえば･･･土塀に夏みかん！！✧
萩特産の夏みかんは、「夏みかん丸漬」・「夏みかんゼリー」・「100％果汁の夏みかんジュース」や、
「夏みかん紅茶」まで大人気！！！
風情ある「江戸屋横町」には、木戸孝允（桂小五郎）の旧宅もある！！
そのひとつ西隣の路地・「伊勢屋横町」は、静かで長閑な、いかにも萩らしい風景の横丁✧
そのひとつお隣の路地・「菊屋横町」は、白いなまこ壁の美しい街並みで、「日本の道百選」のひとつに
選ばれている。
藩の豪商・菊屋家をはじめ、幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地などがある。
高杉晋作誕生地は「春期 休」･･･（>_<) 休みでなければ門の中を見学できる･･･
豪商・菊屋家住宅･･･菊屋家は藩の御用商人を務めていたとのこと
菊屋家住宅は、江戸時代初期の建築で、現存する商家としては最古の部類で、約400年の歴史がある。
主屋をはじめ、５棟が国指定重要文化財に指定され、約2000坪の敷地の約３分の１が現存公開されている。
枯山水の大庭園や美術品など、重要な資料が数多く展示されていて、と～っても興味深い。
そのお向かいには、菊屋家と対峙するかのように、旧・久保田家住宅が建っている･･･。
呉服商・酒造業を営んでいた久保田家は、江戸時代後期に建てられ、主屋・門・塀・離れが旧御成道（おなり
みち；参勤交代の際に、大名行列が往来した道）に面している。
主屋は、屋根裏に物置や使用人の寝間を設けた「つしこ階」を持ち、建ちが高いのが特徴。
幕末から明治前期にかけての建物として意匠・構造・技術に優れ、酒造業で繁栄した往時の状況もよく伝えて
おり、史跡・萩城下町を構成する極めて重要なものである。
昔懐かしい土間のある、旧久保田家住宅
旧・久保田家住宅を出てから、さらに西方向へ歩いて行った。
萩高校の付近にある、問田益田氏旧宅土塀を一目見に行きたかった･･･。
ものすごく長～い土塀に圧倒されまくっていた！！
･･･この中には何があるのだろう･･･と思い、上写真右部の曲がり角まで行き、正門と見られる場所（立派な
門構えの正門が無い･･･）から中を見ると･･･一面の夏みかん畑となっていた！！！
中にはお屋敷などは全く見当たらなかった･･････
少しショックを受け･･･萩城跡の入口まで来た時、雨がかなり降って来たし、これからお世話になるお宿の
送迎車の予約時間に間に合わないといけないので、来た道を引き返した(*_*)
あまりにも降って来たので･･･古民家を改装した、いかにも萩らしいお洒落なカフェでひと休み(*^-^*)✧
萩名物「夏みかんの丸漬」と緑茶のセット、夏みかん100％ジュースをいただいてから、急いで再び
萩美術館前バス停に向かい、路線バスでＪＲ東萩駅に戻った。
次回は、萩本陣温泉に続きます。
