温泉巡り旅の醍醐味

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石川県の温泉巡り一人旅 ㉒ 千里浜やわらぎ温泉「ホテルウェルネス能登路」さんに日帰り入浴

 
前回の続きです。
能登半島西海岸・千里浜なぎさ温泉を出発して、来た方向と逆の方角へ右折してからは道なりに
国道249号線に出るまで道なりに走って行きました。
そして、国道に出てからは「やわらぎの郷」の案内板を目安にして行き、左折して狭い道を案内板に従って、
さらに左折して走って行くと・・・
この日3湯目・千里浜やわらぎ温泉 ホテルウェルネス能登路さんが現れてきました。
 
 
 
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外観の一部と玄関 2階建てのゆったりとした造り^^
全23室の、こじんまりとした落ち着きのある温泉ホテルです✧
 
 
 
千里浜海岸の松林に囲まれた閑静な場所に佇む、石川県では数少ない自家源泉掛け流しの植物由来のモール泉を堪能できる大浴場を持つこのホテルは、設備が整っている割には入浴料440円という、コスパ大の
温泉施設なので、特に地元の方々に大人気のようで・・・
日帰り温泉の時間帯には、常連と思われる地元の年配の方々で大いに賑わい、まるで公営の日帰り温泉施設
あるいは、いわゆるジモ泉のような雰囲気満載で・・・地域のコミュニティ施設となっているようです。
また↓↓写真の、立派なロビーの向かい側には、広々としてお洒落なインテリアのホテルレストラン「ちりはま」があり、食事付入浴も行っている(1,500円~/要予約)ことや、美味しいと評判の料理の数々を、
ランチ・軽食など予約ナシで単品利用でいただけることも人気のひとつのようです。
 
 
 
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この温泉ホテルはチェーン店で・・・↑↑左側にあるフロントで、若い女性スタッフさん2名が
日帰り入浴の対応(マニュアル通りの?)を事務的にしてくださいました^^
そのあと座り心地の良いソファーのあるロビーで小休止してから、いざ大浴場へ♨♬
 
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男女別の大浴場は別棟にあり、ロビー横の渡り廊下から向かいます♬♨
 
 
 
ホテル内の広大な敷地の松林の、地下1000mより汲み上げられた、温泉成分豊富で柔らかなスベスベした
泉質は「美肌の湯」で、そのうえ湯冷めしにくいと、地元の方々に大好評とのことです♨
シャワー&カランがある洗い場には、入浴料440円という安さにもかかわらず・・・ボディソープ・シャンプー・
コンディショナーの3点セットが備わっていることも人気の理由のひとつのようです。
なので・・・内湯は始終、激混み状態で写真は撮れませんでしたので、HPより素敵なお写真↓↓を、お借り
いたしました(_ _;;;)

 

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内湯はメイン浴槽が1つですが、源泉が贅沢にオーバーフローしていて
床には温泉の析出物が堆積して芸術的な模様を造り出しています(*≧▽≦*)
左側に見えるフクロウ(ミミズク?)さんの石像も可愛くて癒されます(^ω^)
 
 
 
また、日帰り入浴客用に、マッサージチェアを備えた和室休憩処もありますが、こちらも混み合っていたので
撮影できませんでした・・・
その割には何故か・・・露天風呂だけは始終、誰も居なかったので、以下に掲載できました♨✧^^
 
 
 
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石造りの露天風呂は5~6人位は入れる感じの大きさで、
浴槽から石造りの床に温泉が贅沢に流れ出ています~~♨♬^^
 
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植物由来の「モール泉」が100%源泉掛け流されています(✧∀✧)♨
 
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ぬるめの湯「モール泉」の色は、やや濁りのある麦茶とウーロン茶の中間のような茶色♨
 
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浴槽の縁からは贅沢にオーバーフローしていて、床には温泉成分が堆積しています♨✧
 

 
「モール泉」とは・・・植物由来の有機質を含んだ温泉のことで、モールはドイツ語(Moor)で亜炭(炭化の
低い石炭・・・正式には褐炭)などの腐植質(植物が腐食したもの)を含む泥炭を意味しています。
ただ特に定義はなく、北海道・十勝平野の元祖・十勝川温泉が独自に作り出した造語のようです・・・
「モール温泉」ともいいます。
視覚的な特徴は、澄明な茶褐色系・黒褐色系が多く、嗅覚的には殆ど無臭ですが・・・中には植物の腐臭や
鉱物臭のようなものもあります。
植物が枯れると、微生物により分解されていきますが、分解されにくいセルロースなどの繊維物質は、極めて
長い時間をかけて分解され「フミン酸」と呼ばれる芳香族化合物が残るといわれています。
モール泉の色・香りの正体は、この「フミン酸」です。
この有機物(フミン酸)の含有量が多いか少ないかということに加え、含まれる「フミン酸」自体の種類・
構成も源泉により異なるので、モール泉は色・香り・肌触りなどがそれぞれ微妙に違うことが特徴です。
感覚的には、お肌がツルツルスベスベになるものが多く、女性に嬉しい「美肌の湯」です✧
 
 
源泉名; 千里浜やわらぎ温泉(1号源泉)
泉質; ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)pH; 7.1
泉温; 42.7℃ 湧出量; 74.8リットル /分(動力揚湯) 100%源泉掛け流し!!
微濁黄茶色(麦茶とウーロン茶の中間のような色)・微甘塩味・微石油臭
メタけい酸含有量; 187.0mg/kg ⇒ 「美肌の湯」✧
メタほう酸含有量; 19.4mg/kg   ⇗
溶存成分総計; 6.7g/kg
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など


石川県羽咋郡宝達志水町敷浪 5-48-2  
TEL; 0767-29-4181
 
【宿泊】
1泊2食付(2名1室) @  7,400円位~   (1名1室)8,400円位~
1泊朝食付(2名1室)@  4,800円位~ (1名1室)6,300円位~
1泊素泊り(2名1室)@  3,700円位~ (1名1室)5,000円位~
 
【日帰り入浴】
営業時間; 11:00~22:00(最終受付; 21:30)
      ※ 毎週金曜日は15:00~22:00( 〃 )
館日; 年中無休 
料金; 大人・440        
         小人・300円
         幼児以下は無料
通; JR敷浪駅~徒歩約15分(タクシー約5分)
 

 
 
* 撮影日; 2018年9月27日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた4湯目の日帰り温泉に続きます。