温泉巡り旅の醍醐味

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石川県の温泉巡り一人旅 ⑳ 千里浜温泉「ユーフォリア千里浜」さん

 
前回の続きです。
能登半島の西海岸に沿って走る「のと里山海道」(無料区間) 千里浜IC~車で約1分という、超便利な場所に
佇むちりはまホテルゆ華さんを出発して県道232号線に戻り、向かい側の道の駅 のと千里浜過ぎたらすぐに
北方向へ右折して、約1分ほどで・・・
この旅程で最終日で1湯目・千里浜温泉 ユーフォリア千里浜さんに到着しました。

千里浜沿岸部には、植物由来の良質な「モール泉」を堪能出来る温泉施設が点在しており、各温泉地の名称は
「千里浜○○○温泉」となっていますが、此処の温泉はシンプルに千里浜温泉」のうえ「1号源泉」とある
ので・・・おそらくこの温泉が、数ある千里浜の温泉群の元祖!?・・・かと思われます。
そして、千里浜ICからは・・・先程チェックアウトした「千里浜はまなす温泉」を堪能出来る素晴らしい温泉宿と同じ位の距離感で辿り着ける、至極利便性の良い立地です。



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道路側の歩道から見た広大な敷地と外観
 
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こうして↑↑玄関だけを見ると・・・公営の施設らしい感じもします(^^;;;
 
 
 
広大な敷地内には男女別の大浴場の他に・・・25mの温水プールや、約4m上空から一気に滑り降りるウォーター
スライダー、小さなお子様も安心して楽しめる水深80cmの児童プールや、さらに浅い水深(30cm) の幼児用
プールなどがズラリと揃っている、スゴ腕の日帰り温泉施設です!!♨✧

さらに・・・広~い館内には、無料で館内利用客に開放されている、広々とした和室大広間の休憩処・トレーニングルームがあり、定食や麺類・ソフトクリームなどがいただける喫茶&食堂や、中国式整体などが併設
されています。



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広々~~としたロビーの向こう側には、無料で利用できる「大広間」があるようで・・・
「ご婦人大浴場」の案内も出ています♨^^
 
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途中には自販機コーナーがあり、マッサージチェアもあります^^
 
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ちょうどTV側には誰も居なかった無料の大広間(↑↑の反対側には地元の方っぽい
60代位の男性が寝転んでお寛ぎのところでしたので・・・邪魔にならないように・・・^^;;;)
 
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マッサージ機コーナーの隣が「女湯」♨
 
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暖簾をくぐってドアを開けて入ると・・・広々とした脱衣室にはオシャレなデザインの
ロッカーがぐるりと円形状になってたくさんあります!!△△△
 
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館内は、どこも清潔感満載ですが殊にパウダーコーナーは清潔感に溢れています✧
 
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円形状に繋がっているロッカーでも奥の方の窓側にある方を好んで択んで、その前から☆
 
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大浴場内湯にはまず「かけ湯」があり、千里浜温泉を楽しめるメイン浴槽があります♨
「打たせ湯」↓をはじめ「気泡湯」「寝湯」(全て沸かし湯)・サウナがあります♨
洗い場には先客さんがいらしたので撮れませんでしたが・・・ボディソープ・
リンスインシャンプーが備わっていて嬉しい(*≧▽≦*)
 
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「打たせ湯」は沸かし湯ですが肩凝りなどの解消に効果があります^^
 
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内湯から続く、野趣溢れる岩造りの露天風呂は10人位は余裕で入れる大きさ♨
 
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湯使いは「加水なし・循環ろ過(掛け流し併用)」のようです♨
 
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物凄い量の温泉を循環させて・・・滝から流れ落ちてきます~~~
朝方、外観の写真を撮った時(←冒頭の写真)には日本海上の方に怪しげな黒雲が
立ち込めていましたが…晴れてきたようで太陽の光が差し込んできました!!☀✧
 
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内湯には先客さんが数名いらっしゃいましたが・・・こちらは何故か始終
貸切状態だったので、角度を変えて・・・ゆっくりと奥側からも撮れました☆
 
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この日の朝に入湯した「千里浜はまなす温泉」は「ウーロン茶」のような濃茶色で
比較的澄んでいましたが・・・こちらは混濁の「麦茶」のような黄茶色です!!♨


 
「モール泉」とは・・・植物由来の有機質を含んだ温泉のことで、モールはドイツ語(Moor)で亜炭(炭化の
低い石炭・・・正式には褐炭)などの腐植質(植物が腐食したもの)を含む泥炭を意味しています。
ただ特に定義はなく、北海道・十勝平野の元祖・十勝川温泉が独自に作り出した造語のようです・・・
「モール温泉」ともいいます。
視覚的な特徴は、澄明な茶褐色系・黒褐色系が多く、嗅覚的には殆ど無臭ですが・・・中には植物の腐臭や
鉱物臭のようなものもあります。
植物が枯れると、微生物により分解されていきますが、分解されにくいセルロースなどの繊維物質は、極めて
長い時間をかけて分解され「フミン酸」と呼ばれる芳香族化合物が残るといわれています。
モール泉の色・香りの正体は、この「フミン酸」です。
この有機物(フミン酸)の含有量が多いか少ないかということに加え、含まれる「フミン酸」自体の種類・
構成も源泉により異なるので、モール泉は色・香り・肌触りなどがそれぞれ微妙に違うことが特徴です。
感覚的には、お肌がツルツルスベスベになるものが多く、女性に嬉しい「美肌の湯」です✧
 
  
源泉名; 千里浜温泉(1号源泉)
泉質; ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)pH; 7.2
泉温; 47.6℃ 湧出量; 83リットル /分(動力)
茶褐色(麦茶のような黄茶色で混濁)・微甘塩味・微金気臭
掛け流し循環併用(加水・加温なし・消毒あり)
メタけい酸含有量; 143.7mg/kg ⇒ 「美肌の湯」✧
メタほう酸含有量; 44.8mg/kg   ⇗
溶存成分総計; 5.01g/kg
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・動脈硬化症・糖尿病・通風・胆のう炎など


石川県羽咋市千里浜町 タ 1-67  
TEL; 0767-22-9000
 ※ 非常に興味深いことは・・・石川県内の殆どの地名(町名)の最後には「カタカナ」や
  「ひらがな」表記↑↑が一文字付帯していることです✧
 
営業時間; 10:00~22:00
館日; 水曜日(祝日の場合は営業・翌日休み)・元旦
料金; 大人・460        
         小人・200円
    ※ プール 大人・510円
                    小人・250円
和室休憩室料金; 1室あたり・1,020円 / 時間
    ※ 個室12畳「白鳥・皐月」
通; JR羽咋駅~タクシー約3分
         または
         徒歩約22分  

 

 
* 撮影日; 2018年9月27日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた2湯目の日帰り温泉に続きます。