山陽(岡山県・湯迫温泉~兵庫県・赤穂温泉)~静岡県・
伊豆高原 浮山温泉)3泊4日一人旅 回想録
(2009/01/19~22)
1日目
自分の温泉宿一人旅(俗で言う「ひとり温泉」)デビューは、実はこの旅行である。
いつも温泉旅行に同行する娘は、学校のスキー移動教室で不在になるために気楽な自由な時間ができたので、
またとないチャンス!!!✧
ただ、初日は娘の出発時間が遅かったために、かねてから乗りたいと思っていた、東京駅を22時発の寝台特急
「サンライズ瀬戸」に乗車し、岡山駅で下車。
この特急は「サンライズ出雲」も連結しており、自分が降りる予定の岡山駅で切り離されて、それぞれの
目的地へと向かう。
一人用の個室「ソロ」は思ったよりも狭く、まるで天井の高いカプセルホテルみたい・・・。
ケチらないで、ワンランク上の広めの個室「シングル」にすればよかった・・・
・・・と、後悔の嵐~~~(*_*)
まぁ・・・どこでもすぐに眠れる才能?を持っているので、ず~っと熟睡zzz
2日目
早朝6時半頃、JR岡山駅に到着。
ここからは、在来線に乗り換えて東岡山駅に向かった・・・ここは昔、父親の転勤で3年ほど住んでいた
家の最寄り駅だ。
この駅のすぐ近くには、とっても懐かしい通っていた小学校もある。
この歳になってくると、やたら昔のことが懐かしくなり・・・時間もあるし、一目だけでも昔の家を見たいが
ために立ち寄った(^^ゞ
無事にその姿を確認し、昔に戻った気分・・・近所でよく遊んでいた友達に会いたいのは山々だったが・・・
なんせ早朝なので迷惑・・・というより、もうとっくに独立して不在かと思われる・・・
昔の家を一目見て、写真を撮っただけでスルーして、その足で次なる目的地・湯迫(ゆば)温泉の日帰り
入浴施設・湯迫温泉白雲閣・健康村に向かった。
地図上では、歩いて1~2kmの距離だと踏んでいたが・・・昔よく遊んだ懐かしさ溢れる田んぼの畦道や
用水路の小川などをじっくりと楽しみながら、約1時間くらい歩きっぱなしで、やっと竹藪に囲まれた風流な
日帰り入浴施設に到着した。
しかし・・・入浴時間は10時~とのこと(現在は8時半)なので、まだ1時間近く時間がある・・・
周辺の寺院や竹藪の小路などを散策し、少しロビーで休んだあと、やっと受付していただいた(^◇^)
大人;1,580円(10:30~15:30)
740円(15:30~22:00) 館内着・バスタオル・フェイスタオル付き
すでにたくさんの入浴客が受付に押し寄せていた・・・スゴイ人気だ!!!
この施設では、入浴したあとに、お芝居や舞踊ショーが毎日楽しめるので、その席取りのために
混み合っているというのだ!!
湯迫温泉は、はるか800年の昔、関白専用の隠し湯だったが、鎌倉時代に俊乗坊重源上人により、広く一般に
開放された。
日帰り入浴施設のロッカールームには、すでにたくさんの年配~自分と同じ歳くらい?の、アラフォーの
方々が多数いらっしゃった・・・。
さぞかし、温泉大浴場「のぼせ物語」も混み合っているのだろうな~と思いながら、まずは館内着に着替えて
大きなロッカーに余裕で荷物をしまった。
そして、大浴場に向かうと広~い脱衣室があったので、まずは中を覗いてみると・・・
それほど混み合っていない!!
全部で11種類のお風呂が楽しめるというが・・・
これは宿泊者だけの特典であって、日帰りではその半分しか楽しめなかった(><;;;)
しかし、木桶の五右衛門風呂・バブルジェット風呂・打たせ湯をはじめ、檜の大きな浴槽の露天風呂では、
ジャグジーも楽しめ、地元のおば様方が懐かしい岡山弁で話しかけてきて下さったので、ゆっくりと温泉を
楽しみながら、自分の地元の大阪弁(語感やイントネーションなどはほとんど同じ^^)で、いろいろと
世間話などを楽しんだ♬^^
あまりゆっくりお話ししていたので、のぼせてしまい、別れを惜しみつつお互いに露天風呂から出た・・・。
泉質; 単純硫黄泉 加温・循環あり・塩素消毒あり
透き通った微黄色・無味・微硫黄臭
効能; 経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・リウマチ・切り傷・やけどなど
ロッカールームで荷物をまとめて出ようとしたが・・・ほとんどの入浴客たちは、入浴したあと昼食を
この建物内にあるレストランで取り、そのあと予約してあるお芝居や舞踊ショーなどを楽しむのが、
ここのメジャーな利用法らしい・・・!!
自分も、時間があれば観たかったが・・・次なる目的地の兵庫県・赤穂温泉に向かうので時間が無く・・・
遠慮せざるを得なかった(>_<)
そして、この施設の真ん前から出ている路線バスに乗車し、JR岡山駅へと向かった。
次回は、兵庫県・大石神社~赤穂温泉に続きます。