温泉巡り旅の醍醐味

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北海道・青森の旅 ③ 竜飛海底駅~浅虫温泉 回想録

 
                               4日目(北海道の温泉旅;旭山動物園・札幌観光の続き)
 
 
JR札幌駅を早朝7時頃発の、「特急・スーパー北斗号」(2007年7月のダイヤ)に乗車し、朝食も車中で
美味しい駅弁「鮭いくら弁当」をいただき、終点函館駅まで熟睡したzzz
 
JR函館駅では・・・たしか約20分くらいしか乗継時間がなかったので、函館観光はまたもや断念(>_<)
一泊延ばせば余裕で観光できたのだが、自分の仕事の都合で無理だった(*_*)
未だに改札口を出たことが無い・・・いつかぜひ・・・!!
 
「特急・スーパー白鳥号」に乗車して約1時間10分で、かねてからず~っと訪れたかった、青函トンネル内の
海峡線・青森県側の「竜飛海底駅」に到着!!!
ここでは、2号車のドアのみ開閉する。見学者はたいてい2号車に割り当てられているので、楽に降りる
ことができた\(*^▽^*)/
見学時間は約2時間半くらいで、再び北海道方面から来る「スーパー白鳥号」に乗車できるシステムに
なっていた・・・この時はJR青森駅で降りることができたが、現在はすべてJR函館駅着のプランしか
無いとのこと。
 
見学期間;4月25日~11月10日     定員制・完全予約制。
大人;2,040円  小人;1,020円  この他に乗車券・特急券が必要。
※北海道側・「吉岡海底駅」の見学は、北海道新幹線工事のため現在は休止となっている。
 
 
 
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    ホームの幅はと~っても狭い!! 
                               
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青函トンネルはJR北海道が管轄する海底鉄道トンネルで、津軽海峡の海底約100mの地中に設けられており
全長は、53.85 km。
1988(昭和63)年の開業以来、交通機関用のトンネルとして世界一の長さを誇っている!!
近い将来、北海道新幹線も通る予定となっている。
 
 
 
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長大なトンネル内の安全設備として、列車火災事故などに対処するため、海岸直下からわずかに海底寄りの
場所に2ヶ所、消防用設備や脱出路を設けた「定点」という施設が設置された。
これは、1972(昭和47)年に、国鉄時代の北陸本線・北陸トンネル内で発生した、悲惨な列車火災事故を
教訓にしたものである。
開業後は、この「定点」をトンネル施設の見学ルートとしても利用することになり、「吉岡海底駅」
(北海道側)と、「竜飛海底駅」(青森県側)と命名した。
この2つの駅は、見学を行う一部の列車の乗客に限り乗降できる特殊な駅となっている。
 
トンネルの掘削が終わり、鉄道が開通した後も湧水(塩水)が常に出続けているため、竜飛側と吉岡側の
それぞれ先進導坑最下部にポンプが備え付けられており(竜飛側にはさらにもう一ヶ所)、常時ポンプで
湧水を汲み出すことでトンネルが維持されている。
万が一、何らかの理由で予備機も含めてポンプが全停止してしまうと、最終的にはトンネルは水没して
しまうとのこと・・・・・・!!!
 
狭~~いホームに降り立つと、JR北海道の職員さんがトンネル内を案内して下さった。
ホーム裏はかなり広い坑道となっていたが・・・足元を見ると、地上は快晴だったのにかなりの水(湧水?)
流れていたり、水溜まりになっていた!!!
薄暗く(電気はついていたが・・・)長い坑道を約100mくらい歩いた所に、国道339号(有名な「階段国道」
と呼ばれる区間あり!!)沿いにある青函トンネル記念館(道の駅みんまや)の地上の「記念館駅」と、
こちら地下の「体験坑道駅」(海面下 約140m)を結ぶケーブルカー「もぐら号」が通る斜坑がある・・・
斜坑の総距離は、778m。
また、この斜坑には階段が設置されており、地下~地上までなんと・・・2247段もある!!
この長~~い階段は、「もぐら号」の車窓からず~っと見ることができる。
 
地上の「青函トンネル記念館駅」から地下の駅内の見学はできるが、プラットホームに入ることは不可。
逆に、「竜飛海底駅」から入った見学者が地上に出ることはできる(^◇^)
 
 
 
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ケーブルカー「もぐら号」に乗車して約15分くらいで、地上の「青函トンネル記念館駅」に到着!!
ず~っと薄暗い海底にいたので、久々の地上の光はすごく眩しかった~~(*_*)✧
 
 
 
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 記念館の外を散策していた時に会った子ネコちゃんとアジサイ♡(枯れかけ・・・^^;;;)
 
 
 
この道をず~~っと行くと、「竜飛崎」に着くのだが・・・かなり時間に迫られていたので
見学は約2時間半)諦めた・・・(>_<)
青函トンネル記念館のレストランで、新鮮で美味しい海鮮丼を20分くらいで急いでいただいてから、
駆け足で記念館内を見学したあと、再び「もぐら号」に乗車して薄暗い「竜飛海底駅」に戻った。
 
再び、「特急スーパー白鳥号」の2号車に無事に乗車し(この列車以外はこの日は停車しない!!)、
JR青森駅で降車した。
駅のコインロッカーに荷物を預けたあと、普通列車で浅虫温泉に向かう予定だったが、約15分くらい
時間があったので、青森駅付近を散策^^
 
 
 
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16時頃の普通列車に乗車して、約10分でJR浅虫温泉駅に到着!! 
「青森の奥座敷」として知られている浅虫温泉の歴史は・・・
まずは平安時代(876年)に慈覚大師(円仁)により発見された温泉は、布を織る麻を蒸すためだけに
利用されていた。
1190年に、この地を訪れた円光大師(法然)が、傷ついた鹿が温泉で傷を癒しているのを見て村人に
入浴を勧め、それ以来人々に利用されるようになったという。
温泉名は、麻を蒸すことに由来し「麻蒸」が転じて「浅虫」になったと言われている。
文豪・太宰治や、版画家・棟方志功とゆかりの深い温泉地。
 
JR浅虫温泉駅から徒歩で1~2分の所にある、日帰り入浴施設・道の駅・浅虫温泉「ゆ~さ浅虫」
5階にある展望大浴場「はだか湯」に行った♨^^
「東北の熱海」といわれるほど風光明媚な、陸奥湾や三角形の可愛らしい「湯の島」の美しい風景を
眺めながらの湯浴みな格別(*^。^*)
ちょうど、夕陽がと~~っても眩しいほど美しい時間帯に訪れたので、タイル造りの浴槽はかなり混み合って
いたが・・・女性用はかなり広かったので、混雑は全然気にならなかった^^
 
泉質;カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 (加温・循環濾過)
無色透明・微塩味・無臭
 
効能;神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・五十肩・疲労回復・運動麻痺などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・動脈硬化症・胆石症・慢性胆のう炎・慢性便秘・糖尿病・痛風など
 
シャンプー・ボディソープ備付無し  販売(タオルも)はアリ
大人;350円  小人;150円  幼児;60円
営業時間;7:00~21:00
 
 
JR浅虫温泉駅から17時頃発の普通列車に乗車し、再びJR青森駅に到着。
このあとは、18時頃発の「寝台特急・あけぼの号」に乗車するために、駅構内のコンビニエンスストアで
両手いっぱいに食料・飲み物を買い込んでから、コインロッカーの荷物を出したあと・・・
やっと無事に乗車した~~(*^。^*)
 
この電車の、B寝台ソロ(個室上段×1部屋・下段×1部屋)は、かなり狭くて窮屈で・・
いまひとつ、ゆっくり寛げなかった・・・(>_<)
もう今回限りでいいかなぁ・・・と思いつつ、熟睡している間に上野駅に到着した。
このあと・・・すぐに会社に向かったのが結構キツかった・・・・・・。
 
 
 
 
次回は、栃木県・湯西川温泉の回想録に続きます。